Atom x5-Z8300でAndroid 5.1のオンボロイド「TOSHIBA A205SB」を購入、使えるように調教する

Android

2016年発売のクソザコ化石でオンボロイドなintel Atomのクソザコタブレット「TOSHIBA A205SB」を、令和の時代に今更購入しました。調教して使えるようにします。

購入経緯

去年(2021)の8月に、壊れてもどうなっても良い用途で使う端末として、2017年発売のSHARP製「Android One S1」を買いました。

SoCはSnapdragon 430(8コア)でAndroid 9対応、Android OneなのでAOSPベース、画面解像度もFHDかつIGZO液晶なので壊れてもどうでも良い用途で使うには程々のスペックで、動作面では大きく不満はなかったです。

ケーブル挿しっぱなしで1年間放置プレイかましてますがバッテリーはまだ生きてるので、母艦経由で画像を表示させたり、アカムの兄貴とキリン男爵を嗜むくらいにしか使わないので…別に買い替えるほどでもなかったんですが…。

如何せん、5インチは小さすぎていかん()。

ってことで予算5000円以下&状態がそこそこ良いを条件に、後継として10.1インチの泥タブ「TOSHIBA A205SB」を選定しました。

最初はFire HD8とかQua tabを候補にしてましたが、たまたまじゃんぱらでAランク品が4000円(本体+送料700円)で出てたのと、人生で初めて触ったAndroid端末がA205SBの前モデルでソフトバンク光契約時にバラ撒かれた0円のクソタブA204だった故に、久しぶりに触ってみたくなったってのもあります。

あとは、今更Android 5.1は使い物になるのかってのと、忌み嫌われて遂には終焉を迎えたintel Atomプロセッサーに興味があったので、最悪Android OSが動いてGallery QuickPicを動かせれば良いや…で買ってます。

開封・外観

本体のみのAランク品なのでぷちぷちのみ。

10.1インチは流石にデカい。ディスプレイに傷はなし。

カラーはこれでパープルらしいです。Androidでintel inside&TOSHIBAロゴは、最早呪いの装備でしかない。

intelは既にAndroidなどのモバイル向けSoC開発はArm勢のファブレスに蹴散らされて、Atom以降のBroxtonを含めキャンセルして事業をAppleに売却した状態ですし、TOSHIBAはレグザなどの携帯事業を売却して撤退したので…今もタブレットを法人向けに作ってるとは思えない状況。

まぁ、この2社の名前をAndroidで聞くことは二度とないでしょう。intelはファウンドリー事業(IFS)、東芝は(キオクシア)で内部部品的には間接的に関わるかもしれませんが。知らんけど。

そんなことは置いておいて、端子類が古の装備すぎる…。ただ、SDカードスロットがPINレスなのはGood。

Aランク(外装傷あり)の原因はサイドフレーム部分の一部が欠けていたための様子。ここ以外は殆ど使用感がないです。

充電時はオレンジ色に光るみたいです。本体外装はパープルなのにオレンジ発光はクソダサい。

「TOSHIBA A205SB」

起動

と り あ え ず 先 に か ん た ん 設 定 を し て ね。終 わ る ま で し つ こ く 案 内 す る よ。

再起動する度にこれポップアップされるんですわよ。クッッッソうざい。速攻閉じますわ。

SoftBankはAB204のこれと、高校時代に掴まされたDIGNO Fと、Axon 10 Pro(5G)で虚偽スペックしやがったのでドコモと楽天以上にきらい。毛根一本残らず枯れろ。

現状を把握する

アプリの並びやプリインストール全て懐かしすぎるが、嬉しくもないし呪われた思い出でしかないです。

この頃は無駄にジョルテやハングアウト、Gmailがあるのにメールが入っているなど意味不明な内容でした。

1つ前のAB204を使っていた当時は無知でクソガキだったのでどうすることもできませんでしたが、今の私であればこれらに対処可能。

設定画面は今のAndroidと比べても違和感はあまり無いです。ストレージは16GB中7.53GB使用してました。空き容量も含めた合計容量表記なので分かりにくい。

5.1でサポート終了なので、lollipop止まり。

スペックと仕様をざっくり確認

「Device Info HW」からスペックと仕様をざっくり確認。

ざっくり表にまとめるとこんな具合。

A205SB SoftBank専用モデル
ディスプレイ10.1インチ TFT
1920×1200(WUXGA)
60Hz
OSAndroid 5.1
SoCAtom x5-Z8300(14nm)
CPU4C4T(~1.84GHz)
GPUintel HD Graphics 400(~500MHz)
RAM2GB(LPDDR3-1600)
ストレージ16GB(eMMC)

toshiba 016g70(自社フラッシュ?)
その他IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)
Bluetooth 4.1
microUSB
microSD対応
miniHDMI出力
イヤホンジャック・デュアルスピーカー

Atom x5-z8300は、Cherry Trail世代でz8350と殆ど同じSoCみたいです。

調べるまでずっとただのモバイル向けCPUだと思ってましたが、どうやらモバイル向けAtomはCPUじゃなくてSoCとして開発されてるらしい。(はーややこしや)

アーキはx86-64どっちも行けるみたい。だからz8350を搭載したネットブックもどきみたいな、使い物にならないクソWindows PCが大量生産されたワケですが。

まぁ…2022年に使うには化石です。

ただ、Snapdragon 430(8コア)より少しだけ性能が良いので、今まで使ってたAndroid One S1よりはマシかも。画面解像度が1920×1200で比較的高精細だったのも購入理由の一つ。

大半のベンチマークアプリはAndroid 5.1が原因でインストール不可 or 動かないし、ブラウザ経由のベンチも殆ど対応しなかったので唯一動いた「basemark web 3.0」の結果がこれです。

Atom x5-z8300のA205がスコア59.62、試しに回したSnapdragon 888のMi 11iがスコア614.22。

殆ど参考にしないベンチだし、スコア的に意味があるか微妙ですが…ざっくりSnapdragon 888の10分の1くらいの性能しかクソザコのAtom x5-z8300にはないっぽいです。

条件も統一できてないし、そもそも比較するまでもなく低スペだとは分かってましたけど。

調教

端末がジュージューになるまでやるからなオイ、A205を芸術品に仕立てや…仕立てあげてやんだよ(KBTIT)。

アニメーションスケールの無効化

開発者向けオプションから、ウィンドウ・トランジション・Animator再生時間スケールを無効化。

GPUレンダリングとHWオーバレイ無効を有効化。

焼け石に水程度の効果しかないですが、アニメーションを無効化することで少しマシになります。

描画をGPUに強制させることでクソザコで1.84GHzの4コアしかないCPUよりかは、描画もマシになりますが…ほんとに少しだけ。

システムアプリの大半を削除

GMSは不要だし、プリインストールアプリ系は殆どいらないので「ADB AppControl」を使って一掃します。

Android 5.1で古すぎて、ACBridge経由のアプリローディングが延々と終わらない不具合が出ますが、ロードしなければ使えます。

予めファイルマネージャー+をapkからインストールしておき、端末側から削除するアプリを無効化。

ファイルマネージャーのインストール→東芝製ファイルマネージャーの削除でないと、開けるマネージャーが無くて詰みます。

無効化後、adb/fastboot環境のPCとUSBデバック接続し、ADB AppControlのDisabled(無効化)リストから、アプリを一括選択してアンインストール。

初回時にゴリ推してくる”かんたん設定”やタブレットかつWi-FI専用機なのに使いもしない”電話”とかのアプリは、ACBridgeインストール後に再接続し、アプリロードをさせないことでアプリ名を表示できるので、有効化リストから表示してアンインストールしました。

Android OSを動かすのに必要なアプリ以外、全てアンインストールしました。無駄なアプリ多すぎです。

ちなみに、ADB AppControlは普通なら一度消してもアプリをリストアできるはずですが…古すぎて上手く動作しないのか、一度アンイストールしたら二度と戻せない片道切符なので、一括Disabled(無効化)の方が良いかもです。

Aurora StoreとF-Droidの導入

Googleアカウントを追加する気も無いし、GMSも使わないのでPlay StoreやGoogle関連のシステムアプリはアンインストール。代替として互換ストアのAurora StoreとオープンソースリポジトリのF-Droidをインストール。

Aurora StoreであればGoogleアカウント不要で、Play Storeと同等以上の機能が使えます。

F-Droidは、Aurora Storeの更新とAndroid 5.1でも使えるオープンソースアプリのダウンロード元として利用。

アプリの更新や追加など、ストアとしてはAurora Storeで殆ど事足ります。アプリ側がOSに対応してないと流石に更新したり、インストールは不可能ですが。大抵パッケージの解析でエラります。

adbコマンド+apk指定でPCから叩いても無理。アプリ動作のサポート切られてるんでしょうがないです。

Viaブラウザのインストール

Android 5.1が古すぎて、私が愛用するChrome拡張機能対応のKiwiブラウザや広告ブロックのVivaldi、Opera、FirefoxやMicrosoft Edgeですらインストールできないです。

デフォルトのChromeは最新版にアップデートできないし、そもそもAndroid版はゴミブラウザなので使い物にならず。

で、Android 5.1でも使えて広告ブロック機能があって軽量なブラウザは「Viaブラウザ」くらいでした。

中華製でWebView使用ですが、その分アホみたいに軽くてアプリ容量が2.2MBしかありません。動作も軽快です。

機能がショボいかと思ってましたが、普通にブラウザとしてマトモに使える機能は揃ってます。

カスタマイズ製もそこそこ高く、Android版のChromeよりは断然マシ。

デフォルトページの背景やロゴなどのカスタマイズも可能です。

流石に、軽量なViaブラウザ+Wi-Fi5GHz帯の下駄を履かせても、Atom x5-z8300がクソザコすぎるので画像の多いページだと読み込み処理に時間が掛かります。

通信速度制限状態でもアクセス可能だと、一部界隈が逆TAするくらい妙に人気のある阿部 寛のHPならAtom x5-z8300でも、Viaブラウザも相まって爆速でアクセスできます。

Android 5.1でマトモに使えるブラウザがこれくらいしかないので、選択肢なんてあってないようなもの。

YouTubeクライアントのNewPipeを導入

Vancedは一応、まだ使えるし似たようなSkyTubeでも別に良いのですが…今回は”軽量性”を重視してF-DroidからNewPipeをインストールしました。

NewPipeは、広告ブロックや動画ダウンロードが可能で、アカウント不要なYouTubeクライアントアプリなので便利です。

NewPipeが軽量かつ広告ブロックのあるクライアントなおかげで、Atom x5-Z8300+Android 5.1のオンボロイドでも1080p60が比較的スムーズに再生できました。1440pとかは知らんですが。

Android One S1(Snapdragon 430)+SkyTubeでは、720pですらスムーズに再生できなかったのでNewPipeが軽量とはいえ、腐ってもintel秘伝の14nmで製造されて多少性能が高いAtom x5-Z8300なだけはあります。

8コア集まってもクソザコ4コアにマルチ性能すら負けるCPU部分もゴミですが、それ以上にGPUのAdreno 505がintel HD Graphics 400(500MHz)にボロ負けするレベルなのと、intelグラフィックの動画再生支援機能がしっかり効いてるのかもしれません。

とりあえず、YouTube動画を1080p60で垂れ流し再生させる分には、NewPipe+Atom x5-Z8300は普通に使えるレベルでした。思ってたより垂れ流し用に悪くはない印象です。

壁紙のズームとズレを修正

横画面運用を主体としてるのが原因なのか、システムから壁紙を適用しても上手く反映されません。

なので「壁紙ぴったん」を用いて、壁紙のサイズに合わせて設定するようにさせます。

MacroDroidで特定の操作を自動化

MacroDroidは、ファイルマネージャーの同ネットワークから端末へのアクセスを”開始する”を12時間毎に、A205SB側でタップして切り替えるマクロを組んで操作を自動化させるために入れました。

コーヒーアプリなどから画面消灯を無期限に延長し、そのままファイルマネージャーからアクセス許可を出した状態で放置した場合でも、数日が経過すると自動的にアクセス接続が解除されてしまい、再度有効化しないといけません。

A205SBは自室では使わず、常に手元で管理しているわけではないので勝手に解除されると面倒くさく、12時間毎にアクセス開始・停止をA205SB側で自動的に切り替えさせることで擬似的にアクセス状態を保ったまま、何日でも放置できるようにしました。

電源繋ぎっぱなしで放置しているので、切り替え時間に合わせればいつでも自室の方でPixel 6などのメイン端末から、A205SBのストレージ・SDカードにアクセスしてファイルのやり取りができます。

その他

その他、追加で入れたアプリは以下の通り。

・ギャラリー「Gallery QuickPic」

・ホームランチャー「Niagara Launcher」

・クリーナー「SDメイド(Pro)」

・画面消灯を一時無効化「コーヒー」

・スクショツール「無音スクリーンショット」

Android 5.1のランチャーが使いにくすぎるのと、軽量化を目的にシンプルなNiagara Launcherへ変更。

ギャラリーアプリは、何時も通り愛用しているQuickPic Ver,4.5.2ベースのGallery QuickPicをapkから導入。

”コーヒー”は所謂画面の消灯を無効化できるアプリで、F-Droidにあるオープンソースアプリなのでとても軽量&広告がないです。

時間も、5.15.30.60.120.無制限から切り替えて無効化できるので、Play Storeに転がってる広告が付いてる同類のアプリより良いです。

SDメイドはプロ版をメイン機からapk抽出してインストール。フリー版なら要らないです。

無音スクリーンショットは通知バーからスクショを実行可能で、システムの通知バーとナビゲーション部分を削除&無音で撮影可能なので入れました。

10インチのタブレットでボタンを押してスクショを撮るのは面倒くさいので、通知バーから楽に実行できて便利です。

調教後

アプリ数はシステム除外でこれだけにしてます。容量は合計でAndroid 5.1を含めて7.95GB使用、空きが8.05GB。

メモリ2GBですが、Android 5.1かつシステム含めて余計なアプリは根こそぎにしたので不足なく使えてます。

バッテリーは中古とはいえ殆ど使われいないAランク品なので、6年前の製品ですが酷く悪いって感じではないです。

ただ、モバイル用とはいえ14nmで効率の良くないクソザコAtomなので、使えば普通に減っていきます。

NewPipeを5~6時間程度垂れ流しできる程度にしか持たないです。まぁ…壊れようがどうでも良い用途で、基本的に電源ケーブル挿しっぱなし運用するのでどうでも良いです。

あとがき

Android 5.1と古いですが、根幹部分は今のAndroidからでも違和感なく使える作りをしてるので、少し手を加えれば使い物にならないって訳ではないです。マトモに使う用途では殆ど使い物にならないのは明白ですけどね。

真似する人がいるかは知りませんけど”そういう用途”で使う、最悪壊れてもどうなっても良い端末に使えそうなAndroid機は探せば2000~5000円くらいで程度が良くて画面がデカい奴が手に入るので、下限と想定される負荷に対応できるスペックが判断できる人には、選択肢の1つとして敢えて格安の地雷を踏みに行くのも一興です。