2021年の1月と12月に整理してしばらくは気にしてなかったですが、また不満が出てきたのでデスクの新調や模様替えとかしました。
現状と不満点
模様替え前(2022/11)はこんな感じで、去年の12月に整理したときとほぼ変わらないです。

デスクがボロいし、少し狭い
現在のPCデスクには3年前に購入した、山善の組み合わせフリーテーブル(150×60)を使っています。
元々はダークブラウンだったのですが…中華製のアーム補強プレートを噛ませていたら外した際に、粘着面に天板が引っ付いてそのまま剥がれてボロボロになってしまい、勿体ないので木目のリメイクシートを貼って誤魔化して使っていました。


遠目で見ればそんなに気にならないですが、私の貼り付けが下手クソなのとデスクの端が丸みのある処理がされているせいで中々酷いことになってます。


模様替えの際にモニターやモニターアームをころころ変えたり色々しているので、クッションの跡が残ったり、前に置いていたUSBハブ下が剥げかけていたり、素人がリメイクシートを貼っただけの誤魔化しよりも経年劣化の方が早いって感じです。
後は横幅150cmだと少し狭いです。フォトスタジオの白背景だけだと味気無いので、木目のデスク上でこんな感じの写真を撮ることもあるのですが、傷とか端の不要な部分が写り込まない部分のみを撮影するのが楽じゃないです。


デュアルモニターの頃みたいにデスク上のPCをワゴンに乗せて退かせば、スペース的にはマシになりますが…PCを床側に出来れば置きたくない派閥の人間なので…はい。
ケーブルぶちこみBOXを廃止したい
デスクの真ん中に設置したケーブルトレーに乗せきらない or PCから生えているケーブルなどの余剰分を隠すためだけに、100均のケーブルBOXを天板裏にネジ固定した”ケーブルぶちこみBOX”ですが…。

便利だけど邪魔でダサいです。


ケーブルにある程度力が加わると勝手にパカパカ外れるうえ、ここを経由させてるせいで整理の度にバラすのがかなり面倒になります。これに頼らず配線を何とかしたいところです。
モニターがもう1枚欲しい
これはそのまんまで、UWQHD(3440×1440)で基本的には困ってなかったのですが、ゲームをウルトラワイド(21:9)でプレイするときにモニターの表示領域を全部持ってかれるので、動画を垂れ流したり調べ物をしながらできないのがキツいです。
前はメインPCの構成が、Ryzen 7 3700XとGTX 1660sで16GBだったのでマシンスペック的にもFHD解像度が限界で、ウィンドウサイズで右にゲーム画面を置いて余った領域にブラウザ…の使い方でも許容できてました。

現在はRyzen 7 5700XとRX 6600 XT、32GBに換装したので60fpsならゴニョゴニョしてもしなくても、大半のゲームをWQ~UWQHDで遊べるので敢えてFHDに落とす必要もないし、一度ウルトラワイドの没入感を体験すると全画面でやりたくなります。
役割の余っているPixel 6とMi 11iでブラウジングしたり、動画を垂れ流しても悪くはないですが…。
所詮6インチ台のスマホなので悪くはないけど物足りないですし、単純にPC作業での置き場として後1枚モニターが欲しい場面が増えたので追加を検討してました。
購入物
まぁ…やり方次第で両方我慢できなくもないところだし、物理的にも金銭的にもホイホイ変えれるものじゃないので、2年くらい我慢しましたが…どっちかを置き換えると、どっちも弄ることになるので両方解決することにしました。
デスク
新しいデスクにはド定番「サンワダイレクト シンプルワークデスク(160×60cm)」のライトブラウンを選択、直販サイトのオフィスセールで10800円で購入。(セール外だと直販以外が安いという謎)
角が丸くなく、脚も丸くて太い円柱パイプではない、天板裏にクランプしやすいスペースありで、予算と見た目で最適に近かったのがシンプルワークデスクの160cmでした。
180cmと迷いましたが、150cmだと少し足りないぐらいなので160cmで10cm増えるだけでも違うだろうってことで160に。
1万円ちょっとで買えるロウヤの180cmも検討しましたが、フレームの真ん中に補強が入っていて邪魔で、クランプとフレームが干渉しそうでやめました。

モニター
モニターは3つくらい候補がありましたが、最終的にAmazonブラックフライデーのセールで新品11800円の激安価格で売られていた、VAパネルで23.8インチの75Hz FHDモニター「MSI PRO MP241X」を買いました。
メインがLG 34WL750-Bなので、セール対象であればメーカーを統一するために24MP400-B辺りにする予定でしたが、VAパネルとはいえ一応でもMSI製の新品モニターが11800円で出てたら、無理に統一する必要もないので値段でこっちにしました。サブモニターなのでケチったってのもありますが…。
フレームレスで1.5万円以下かつTNパネルではないFHDモニターは探せば結構あるんですが、VESAマウント非対応ばかりのところ、MP241XはVESA対応で薄型なのもポイント高いです。
モニターアーム
2画面上下構成にするため、サンワダイレクトの「100-LA031」も直販サイトのセールとクーポン適用で3480円で購入。
現在はエルゴトロンOEMの、Amazonベーシックのモニターアームを使用してるのでグレード的には下がりますが、2年間Amazonベーシックのモニターアームを使って不満は全くないし最高だけど、ほぼモニターの位置を稼働調整することがなかったのでポールタイプで良いかなぁ…って感じで選定。レバータイプで楽そうでしたし。
安い中華品は使えるけど並べたときに片方が真っ直ぐにならない、天板部分のクッションが平面ではなく模様みたいな感じになっててプレートがないと跡が残るとか、ガススプリング式は自由度が高いけど関節が多い分奥行きを考慮すると無駄が多いし、高い割によく移動するならエルゴトロン系の方がスムーズとか…色々選ぶとき面倒くさいです。
結局、失敗したくないなら高いけどエルゴトロン(と、OEM品のHP・Amazonベーシック)のモニターアームか、値段重視ならシンプルなポール構造の中華品ではないアームがベストだと思ってます。

その他・備品
MP241XとPCの接続に使用するHDMIケーブルは、BUFFALOのスリムタイプで2mの「BSHD3S20BK/N」を選択。
2mで配線に余裕を持ちつつ3.7mmでスリムかつコンパクトコネクタのプラグ金メッキ、HDMI 1.4(10.2Gbps)なのでFHDかつ75HzのMP241Xなら1.4で問題なく、850円で安く拘りもないのでこれにしました。
去年変えたばかりですが、6個口だと足りなくなるので電源タップも置き換え。
雷ガード・10個口・回転パーツ付きでシンプルなデザインのELECOM「ECT-0102BK」を選びました。

作業
デスクとアームの組み立て
デスクが来たので組み立て…


ました。天板にフレームをネジ止めするだけ&パーツが単純で重くないのでかなーり組み立ては楽でした。

天板の厚みが16mmでかなり薄くて貧弱そうですが、内側のフレームが3本もあってクロスバー補強もされてるので見た目以上にがっしりしてます。あとやはりデスクは丸みがない方が良いです。


アームもポールにクランプ部分とクッションを付けるだけの非常にシンプルな構造。デスクが160cmなのでポールを真ん中のジャスト80cmのところにクランプ。


一応クッションは付いていて、クッション部分も平面でメラミン化粧板の天板なので大丈夫だとは思いますが、クランプ下にマスキングテープで保護的な部分を作っておきました。

アーム側は20~100mmの天板に対応~って説明されてますが、16mmのワークデスクにそのままでも行けました。
説明通りですが…クランプしやすいようにパイプが内側に寄ってるのは最高です。

取り敢えずLG 34WL750-Bをそのまま設置してみましたが、アーム部分がないとはいえ17cmくらい前に出てくるので奥行き60cmだと少し微妙。


ディスプレイ取り付け部分ごと左右に傾けてからモニターだけ手前に戻すと横に少しズレる代わりに奥行きが丁度良い位置に来たので、この方式で設置することに。
既存環境を解体・新環境を仮設置
今までの環境を解体しつつ、デスク以外の位置を先に仮決め。前のデスクは作業台に丁度良かったです。


新デスクとディスプレイシェルフを仮設置。ブラックフライデーで注文していたブツが来たので開封。


MP241Xはよくある1万円台のFHDモニターって感じでした。3.5mmのオーディオ出力すら削られ、徹底的にコストカットされてます。前面・背面どっちも非光沢で、光沢テカテカよりは悪くはないです。


各社、廉価帯のモニター前面に謎のシールをよく貼り付けて出荷してますけど、何なんですかね。
そのまま剥がしたらやっぱりシール跡が残りました。これ用の液体スプレーは持ってますが…モニターなんでぶっかける訳にもいかず。養生テープで気にならない程度に取り除きましたが、完全には取れてないです…。


仮設置して動作確認。VAパネルなので視野角を懸念してましたが、正面側から見る分には少し傾けてもTNよりは全然良いですね…。昔使っていた中古のNEC VersaPro(i5 4300M)ノートの液晶(多分TN)は酷いもんでしたから。

配線作業
仮で動作確認できたので、しっかり配線作業をしていきます。
ECT-0102BKの回転部分は緩めではなく、かなりしっかり”カチッ”って感じでハマるタイプでした。これなら確かに倒れにくいし、固定もしっかりできそうです。


買ってから2年半近く配線整理で愛用しているプラス製の「Garage ケーブルトレー(Lタイプ)」に、回転パーツ部分を斜めにしてヘラマンタイトンのインシュロック(黒)で2箇所固定。


ACアダプターやケーブル類を必要な長さの目安で仮設置、電源タップのコンセント側ケーブルの余剰分をデスクのクロスバー端にキツくし過ぎない程度に束ねてインシュロックで固定。


仮設置のPCから生えるケーブル類をPCと接続して長さを調整。去年の配線整理時に買って以来、これまた愛用中のエレコム内径12mmのケーブルチューブ(黒)で一纏めに。


余剰分をデスク下へ逃しオーディオ系とディスプレイ系にケーブルを分岐させ、ディスプレイ系に先程のケーブルチューブから親指2つ分くらいの間隔を空けてこちらにもチューブを巻き付け。

空けた部分に両面テープ付きのよくあるケーブルホルダーを2箇所装着、シンプルワークデスクのフレーム裏に固定。


分岐させたオーディオ系にも装着し、ディスプレイ系の手前に間隔をズラして設置。クランプスペース兼フレーム裏が配線隠しに丁度良い感じだったので、予定通り”ケーブルぶちこみBOX”無しで何とかなりそうです。


ルーターはオフトゥンの横に台か何か用意して設置し、Wi-Fi子機を買い直して無線接続にする or LANケーブルを延長して今まで通りシェルフにルーターを設置して有線接続にするか…。
この日の内には結論が出なかったので、取り敢えずネットが使えないと困るので床置き放置のルーターから余ってたLANケーブルで接続。結論が出るまでこの状態で2日くらい過ごしますた。


部屋の巾木に沿ってLANケーブルを延長
どうせついで買いしなきゃいけない物もあるし、USBタイプの子機は間に合せにしかならず、拡張カードタイプの方が延長するより高いのでLANケーブルを延長して今まで通りで接続することに決めました。
で、Amazonで必要な物を追加購入。

メジャーで必要な距離を測ったら、最短で延長しても6mくらい必要だったので余裕を持たせて、ELECOMのスーパーフラットタイプでCAT6準拠の7mケーブル「LD-GF/BK7」を用意。
家の回線は1Gbpsなので、1.4mmで薄くてC6かつセール対象で汚れも目立ちにくい黒を1000円で購入。
延長にはサンワサプライのRJ-45中継アダプタ「ADT-EX-6ASTP」を選定。500円くらいの安い奴だとC6の性能がキッチリ出ないとか何とか言われていたので、将来性も兼ねて6Aでケチらずボトルネックにならないであろうアダプタを1027円で購入。
ついでにMP241Xの電源アダプターのケーブルが極太バリ硬だったので、アイネックスの極細ストレートケーブル「ACP-05S-BK」も455円で用意。3ピンAC電源のケーブルはこれじゃないと話にならないくらい気に入ってます。
既に部屋へ引いてあったケーブルを3Mの多用途向け厚手両面テープで巾木に沿って接着。

ものによるとは思いますが…前に厚手じゃない奴で接着しようとしたら直ぐに剥がれたので、似たようなことをするなら厚手が良いです。
中継アダプタはオフトゥンの側かつ床へ直置きになるので、保護目的でマスキング。巾木との接着には厚手両面で固定。


反対側に7mのLANケーブルを挿してシェルフまで延長、ルーターにそれぞれケーブルを接続してインシュロックで固定。


余剰分のケーブルはシェルフ下のスペースにぶちこんで、LANケーブルの延長作業は完了。腰が砕けました。


あとはかるーくケーブルトレーとシェルフ間のケーブルをパパパッと整理して、終わり!
模様替えと配線整理後
新環境
全体はこんな感じです。デカい箱とかをぶちこんでるスペースさえ目隠しか何かすれば、まぁ…悪くないのでは。

正面から見た場合、デスク上は一切ケーブル類が見えないのは従来のデスク環境のままです。

新環境では、デスク上にEcho Show 5は不採用で必要最小限のみに。
おしゃれ系のデスクでセンスのある人が使えば映えますが…もうおしゃれ系を目指すのは無理&センス皆無の私では置かない方が無難と判断しました。
旧環境では横を向いた瞬間に汚くはないけど、見えて気になっていたケーブルチューブでまとめた奴は…


ディスプレイが手前側に&PCを少し斜めに配置したことに加えて、チューブごとデスク下に流したので真横くらいから覗かないと気にならないように進化。

デスク下の配線はこんな具合です。


PCから生えてるケーブルの殆どをフレーム裏とチューブで隠し、ケーブルトレーと天板クランプ部分の出っ張りに置いているので下から覗かない限り、ぶちこみBOX無しでも基本的にフレームしか見えないようにしました。
天板だとテープ残りが心配なので、ディスプレイの電源アダプター2つはフレーム部分に3M厚手両面テープで装着。
TOPPING L30とE30を繋ぐRCAケーブルも宙ぶらりんにならないように、ケーブルトレーのクランプ部分を跨ぐ形で配線。
デスク上に貼り付けていた「Anker PowerPort Atom III 65W」は、去年の整理時に採用していたオウルテックの「OWL-ACU3PD1」と同じようにシェルフ側に貼り付けました。充電スペース的な使い方はやはり便利。


間接照明が新環境だと反対側かつ壁紙の拡散もあまり頼れないので、かなーり暗くなると思ってましたが…案外そこまで変わらなかったです。


取り敢えずモニターの明かりも含めて手元は見えるので光源を追加するかは保留。
UWQHD+もう一枚の構成はかなり良い
やはりウルトラワイドでゲームしながらもう一枚自由に使えるモニターがあるのは素晴らしいです。

ブログ初期の頃にFHD2枚のデュアルディスプレイ構成から、UWQHD1枚構成に乗り換えたときは「デカくて表示領域の広いモニター1枚あれば十分!」とか浅い考えをしてましたが…表示領域が多いに越したことはないって今なら思います。
流石に5Kのウルトラワイド+4Kみたいなブルジョア構成は無理ですが、UWQHD or 4K+WQHD or FHDくらいの2枚構成だとやれることの夢がひろがりんぐです。
あ、MP241X自体は普通です。可もなく不可もなく、初期設定だと昔中古で買ってサブPCのモニターにしていたDellのP2214Hが少し暖色寄りになったみたいな色味。VAですが…IPSより黒が黒いって感じは何故かしない。
日本語マニュアルがないし、MSIの公式サイトに記載されてる情報も少ないので2~3日色々弄ってECOモードをOFFにしてDRCとか表示モード、ガンマを設定可能にし、GPUのドライバーから色味を調整して何とか見れるように。
激安モニターによくある調整必須な感じで、LGとかPhilipsモニターのスティック操作に慣れてると背面ボタンは使い勝手が悪かったなぁ…くらいで、ベゼルはメインの34WL750-Bより細くサブモニターとしては十分です。
あとがき

デスク自体が薄型天板になったり、余計に感じていた物を取っ払ったので全体的にスッキリして概ね満足です。
ただ、今までスピーカー兼置き時計としていたEcho Show 5がシェルフの右端に移動したことで、片側からモノラルのドンシャリサウンドが鳴り響いて耳が腐りかけてます。
最近は垂れ流しでスピーカーを多用しているので、新環境ではPC用にスピーカーを用意しようか悩んでます。
2年前に”スピーカーなんて聞ければ良いから”ってトチ狂って、JBL PebblesをEcho Show 5に置き換えなければ良かったかなぁ…と今更後悔しかけてます。
というか、今振り返ると2年半前に実行したときの置き換え系は尽く失敗な気が…。
当時はお金が今よりもっと無かったので、やはり貧すれば鈍するってのはマジかもしれません…。
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