思い付きで書いた&やり方を忘れたとき用のメモ書き程度なので、特に凝った内容ではないです。
使うものと動作要件
- GLTools(ARM版)
- Magisk or 端末毎のTWRPなどのカスタムリカバリ
- adbデバッグ環境構築済みのWindows PC(ブートローダーアンロック前の場合)
- ブートローダーアンロック済みのAndroid端末かつ、最低でもSnapdragon 870相当のSoC
- ※色々自己責任
GLToolsの設定
ブートローダーアンロック済みのAndroid端末に、GLToolsが導入されている前提で進めます。
GLTools内の”Configure”から原神を選択、タップして設定画面へ。

”Enable settings for this app”と”16-bit colors”にチェックを入れ、”Resolution change method”をタップし”Manual”を選択。Custom resolution change method内の項目全てにチェック。


”Change resolution”をタップし、拡大倍率を任意の値に変更。
Android版の原神はゲーム内解像度が720pのため、1080p(FHD)で動作させる場合は150%、2160p(4K)の場合は300%に設定。

GLToolsのホームへ戻り、コインを消費してGLTools内から原神を起動。

設定が適用された場合、通常の様に原神が起動します。1440p以上に設定した場合では端末スペック次第でセレスティア→ロードの段階から動作が従来よりも重くなります。

設定が適用されていない場合、原神自体は起動しますがスケーリングがバグって逆に表示が小さくなります。

あと、GLToolsでスケーリングするとアプリ終了の”はい”を選択する位置がズレるので終了できなくなります。なので原神のタスク自体を切って下さい。

デフォルト(720p)とスケーリング後を簡単に比較
スクリーンショット越しなので、パッと見は差が分かりにくいかもしれません。


倍率を300%に拡大してみました(1080pはおまけ)。Android版のデフォルト(720p)だと拡大時に輪郭がかなりぼやけてますが、2160pにスケーリングすると端末自体の解像度は1080pでも輪郭がぼやけずクッキリしてます。

1080pスケーリングでも画面上の表示は720pよりクッキリと描画されますが、画像で伝えようとすると微妙なことに。
オアシスだと少し微妙なので、夜の群玉閣から璃月を見下ろした画像を持って来ました。


これだと差は一目瞭然だと思います。丁度海灯祭で霄灯が放たれてますが、Android版でもここまで描画自体はされていたっぽいです。海ものっぺりした感じではなくしっかり群玉閣からでも水面が確認できるくらい。

とはいえオブジェクトや1つ1つの繊細さはPCのソレには敵いませんが、デフォルトから比べたらかなり健闘してると思います。


あとがき
たまたま私が参考にしている海外レビュアーのGolden Reviewer氏がSnapdragon 8 Gen 2(Xiaomi 13)で原神を4Kでプレイする動画を出しており、使用ツールがGLToolsだったので”そういえば昔GLToolsについて書いたっけ”って思い出して”実用性は皆無だけどやり方を覚えてるうちにメモ的な記事にでもしておくか”で書いてます。
とりあえず即席だったので色々ガバガバかつ、調整の終わっていないXiaomi Mi 11i(Snapdragon 888)で動かしてますが、軽く触った限りはAdreno 660でも使用率99%に1080pで張り付き45~50、1440pで20~25、2160pだと10fps程度なので、1080p以上で高画質の写真撮影をするだけでも相当なSoC性能が要求されると思います。
Android版の原神は720p前提かつ大半の端末が音を上げていて、8 Gen 2でも4Kで平均29fpsみたいなので「原神はもう余裕でベンチマークにならない」ってスペックに自身のある人は、スメール最高画質60fpsで720pの枷から解き放った原神に挑戦してみても良いかもしれません。
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