「Amazon Fire Toolbox」で、Fire HD10をAndroid化する方法

Android

Amazonプライム会員だからと、セール価格11,000円で購入した「Amazon Fire HD10(2019)」。

購入前からスペックと、どんな動作具合なのかは知っていましたが…特化している筈のAmazon関連のコンテンツもまぁまぁな具合で、あまり使用しておらず”ほぼ文鎮”と化していました。

どうやらツールで魔改造して※Androidタブレット化できるようなので遊んでみます。

※(厳密にはFire OSに施されたカスタマイズの無効化)

「Amazon Fire Toolbox」

Fireタブレットを魔改造するツール、「Amazon Fire Toolbox」を導入します。

今回は、ZIP版を使用しました。

インストーラー版でも問題ないですが、この辺りはお好みで。

「Amazon Fire Toolbox」を使えば「Amazon Fireシリーズ」のタブレットを

  • ランチャー(ホーム)の変更
  • Google Playのインストール
  • Amazonアプリの無効化
  • 画面サイズの変更

など…色々できます。

インストールが完了するとこんな感じの画面になります。

2つタブが開いてますが、使うのは右側のウェルカムしてない方です。

ダウンロードリンク

「Amazon Fire Toolbox」の使う項目

一応ですが「Amazon Fire Toolbox」を使用する前に予め、タブレット側の開発者向けオプションとUSBデバックをONにして下さい。

Google関連のインストール

「Google Services(Manage)」と「GoogleAssistant」の項目からGoogle系のインストールが出来ます。

「Google Services(Manage)」がプレイストア、「GoogleAssistant」がGoogleと音声検索のアシスタント系です。

項目を開いて、指示通りに「Yes」にしていけば自動でインストールされます。

ホーム画面の変更

「Custom Launcher」の項目から、ランチャー(ホーム画面)の変更と、デフォルトのAmazonランチャーを無効化が出来ます。

「Nova Launcher」や「Microsoft Launcher」から選択可能なので、お好みで変更して下さい。

私は使い慣れている「Nova Launcher」にしました。

ランチャーを選択し、それ以外はデフォルトのまま「Yes」。

無事に成功すると、Fireタブレット側のランチャーが画像のように変更されます。

使いにくいFire OSランチャーのとは違い、「Nova Launcher」であればアプリ位置やウィジェットも自由。

画面サイズ(DPI)の変更

「Density Modifier」の項目からDPI(画素密度)の変更が出来ます。

Androidのカスタマイズでは定番で、表示サイズの拡大や広く使うみたいなことも出来ます。

Fire HD10では、デフォルトで240に設定されていますが、220に変更しました。

200以下だと、ナビゲーションボタンがバグるので200~220辺りが良いと個人的に思います。

Amazonアプリの無効化/個別&有効化

「Manage Amazon Apps」の項目から、Amazonアプリの設定が出来ます。

「Disable Amazon Apps」が無効化、「Restore Amazon Apps」が有効化のようです。

「Manual」で個別に任意でアプリの変更が出来ます。

ここでの「Select All」でも、一括無効化が出来ます。

私はこんな感じでチェックを入れました。

プライムビデオとプライムフォトしか使わないので、他は全部無効化。(シルクブラウザは百歩譲っても、ヘルプとか誰が使うんですかね…?)

無効化に成功するとわざわざ「全てのアプリの無効化が正常に出来た」的なサムスンを言ってくれます。

Fire HD10 開発者向けオプションの変更

「Amazon Fire Toolbox」でやるだけやったので、更に改善するため本体側の設定を変更。

描画の「ウィンドウアニメスケール」「トランジションアニメスケール」「Animator再生時間スケール」をオフにします。

これをするだけでも、余計な動作が減るのでAmazon Fireみたいな「MediaTek製の低性能SoC」をのせているAndroidスマホやタブレットでもサクサク動くようになります。

「Amazon Fire Toolbox」で無効化するだけ無効化しても「バックグラウンドチェック」がONになっていると、裏で動作するのでOFFにしておきます。

あとは、メモリ2GBしかないので「バックグラウンドプロセスの上限」を2~3辺りに制限しておきます。

メモリそうじ専科の導入

ここまで設定しても「Android 9ベース」のカスタムAndroidである「Fire OS」にメモリ2GBはキツキツなので、Androidのメモリクリーナーでは定番の「メモリそうじ専科」をインストール。

端末のスリープを解除したら、自動的にメモリクリーニングするようにも設定。

最終的にこうなる

普通の低スペックなAndroidタブレットになりました。(厳密にはFire OSの無駄を省いただけ)

カタログスペックはオクタコアですが、最近ブイブイいわせてる「Dimensity」でも、地雷SoCの代名詞「Helio」でもなく「Kompanio 500(MT8183)」とかいうChromebookとか格安ドロタブ系のSoCなのでハッキリ言えば「低スペ」すらかなりオブラートに包んだ表現です。

動作感について

気になるデフォルトの状態より、動作が軽くなったかについてですが「まぁ…1割くらいマシかもね」レベルです。

「Chrome」でネットサーフィンをしながら「YouTube Vanced」を裏で再生したり、パズドラ程度のゲームをするくらいなら出来る程度にはなりました。

改造前は「Chrome」と「YouTube Vanced」を同時に作業すると、余計なアプリが原因のシステムメモリ不足で端末が反応しなかったり、アプリがクラッシュしましたが少しはマシになりました。

画像だけだと伝わらないと思うので、ざっくりした動画も載せておきます。

この手の低スペ端末だと起こる「Google Play」などの読み込みが遅い問題も、気になるレベルではなくなりました。

ホームでの移動も、なかなかどうして悪くはないです。(良いとは言っていない)

Amazonとのいたちごっこ

【1/23追記】

どうやら「Amazon Fire Toolbox」で、システムに変更を加えても「Fire HDシリーズ」にアップデートが来るとそちらが優先され、元に戻ってしまうようです。

「Amazon Fire Toolbox」でもう一度無効化をしたところ、Amazonのホーム画面から「Nova Launcher」に戻したりシステムアプリの無効化が出来ました。

アップデートの度に、いたちごっこする必要があるみたいです。

正直、面倒だし手間なのでここまでする必要はないかなぁ…と思います。

あとがき

ざっくりそんな感じですが…Fireシリーズにここまでする必要はあるのか?とは思います。

もともと「雑に扱えるメディア視聴専用機」での割り切り使いで定評のあるタブレットなので「まぁこうなるよね」って感想です。

私のように「Android」を弄って遊ぶのが好きな人は良いかもしれませんが、普通に「Amazonコンテンツ」や「Amazonのアプリ」を楽しんでいる方にはおすすめしません。

と、いうか「Aurora Store」を入れるだけでいいかもです。

ちなみに「Fire HD10(2019)」では、Android端末としてあまり使い勝手が良くないので嫁がせました。

セール価格11,000円で購入して8,100円で売れたので、リセールバリューが割と良い玩具だとは思います。