「Fluid Navigation Gestures」の使い方と設定について解説

Android

サブ機兼玩具として以前までは「Amazon Fire HD 10」で遊んでいましたが、売却したので「Rakuten Hand」を新しい玩具として購入しました。

ほぼ”ピュアなAndroid OS”で、端末自体は気に入ったのですが…ジェスチャー操作周りが上手く動作しません。

「Fluid Navigation Gestures」というアプリでなんとか解決したので、記事に残そうと思います。

Android10とサードパーティランチャーは相性次第

Android10標準のランチャーでは問題なくジェスチャー操作が行えますが、サードパーティが提供するランチャーでは、上手く動作しない端末がチラホラあります。

私が使い慣れた「Nova Launcher」では、ジェスチャーナビゲーション自体は有効化出来ますが、下からスワイプしてドロワーを表示する機能と被るのか、下からスワイプしてタスク一覧を表示出来ませんでした。

「Rakuten Hand」では有効化はできましたが、そもそも有効化できないポンコツな子もいました。

どうやら、これはAndroid10特有の問題みたいです。

「Fluid Navigation Gestures」について

「Fluid Navigation Gestures」は、画面の左右・下端からのフリックに様々な機能が割り当てられるアプリです。

root取得かADBコマンド入力で、画面上のナビゲーションボタンを消すことも可能。

また、Android動作要件が5.1以上となっているので、古いAndroid端末でのジェスチャー操作を可能にします。

無料版は一部機能の制限あり。

ダウンロードリンク

「Fluid Navigation Gestures」を起動

「Fluid Navigation Gestures」を起動するとこんな感じ。

各種権限や補助を求めてくるので、全て許可します。

メニュー

右下の「︙」をタップすると、プロ版の購入やテーマの変更などが可能です。

Choose theme

Android10のダークモード以外にも「ブラックダーク」も設定出来ます。

その名の通り真っ黒。

Backup

zip形式のファイルで設定など、バックアップ出来ます。

共有か、ファイルマネージャーから端末内に保存も出来ます。

各種設定

Look&feel

アニメーションやら、動作音の設定項目があります。

  • 【ANIMATION】 有料版でないとイジれません
  • 【THEME】 スワイプ時の色の変更
  • 【SIZE】 サイドとボトムサイズの変更…?(細かい調整は別項目で行います)
  • 【SOUND&VIBRATION】 スワイプ時に、バイブと音を鳴らすかどうかの項目

Triggers

「Fluid Navigation Gestures」のトリガー(起動)設定です。

  • 【Rotate triggers】 画面回転時の方向にジェスチャーを合わせる項目(OFFだと横画面時、横スワイプでホーム)
  • 【Move triggers away from keyboard】 キーボード表示時にジェスチャーをON/OFFにする項目
  • 【Swipe to exit lmmersive Mode】 スワイプで、ゲームなどの全画面表示を終了する項目

Hide navigation bar

ナビゲーションバーの設定項目です。

「Disabled」では、3ボタンナビゲーションを非表示に出来ませんが、root取得かADBコマンド入力で「3-buton navigation」が選択可能になり、非表示にして完全なジェスチャーナビゲーションに出来ます。

ADBコマンドは次の通り。

【adb shell pm grant com.fb.fluid android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS】

Advanced

よくある「高度なオプション」項目です。

  • 【Rules per app】 アプリや画面ごとのルール設定の変更
  • 【Allow lmmersive Mode changes】 没入型モード(全画面)の変更許可

Advanced(Rules per app)

上記した「Rules per app」の詳細。

アプリを追加して、特定のアプリや画面ごとに「Fluid Navigation Gestures」をON/OFF出来ます。

  • 【Pause on the lock screen】 ロック画面で一時停止
  • 【Pause in immersive Mode】 没入型モード(全画面)で一時停止
  • 【Pause in app installer】 アプリインストーラーで一時停止
  • 【Pause in permissions manager】 権限マネージャーで一時停止

Left・Right・Bottom edge

左右・下からスワイプした時の動作や、トリガーするアクション、サイズなど様々な変更が可能です。

「Left・Right」が左右のスワイプ、「Bottom」が下からのスワイプ動作の項目です。

バーの設定(歯車のアイコン)をタップすることでトリガー時のアクションを選択できます。

  • 【Swipe right/left・down/up】 ジェスチャー時に、特定のアクションの追加(共通)
  • 【Number of actions】 追加するアクションポイントの数を変更する項目(最大4)
  • 【Size】 スワイプ範囲の長さ変更
  • 【Sensitivity】 スワイプ範囲の高さの調整
  • 【Transparency】 青いバー部分の透明度の設定
  • 【Location】 スワイプ範囲の位置調整
  • 【Quick primary action】アクションを素早く実行する項目(セカンダリとは排他)
  • 【Quick secondary action】アクションを素早く実行する項目

項目が多くてどれから手を付ければ良いか手探りですが、取り敢えずスタンダードなジェスチャー操作を設定したい場合は「Left・Right」のアクションをクイックスワイプ時にバックのみに設定。

「Bottom」のアクションをクイックスワイプ時にホーム、スワイプ&ホールドでRecent apps(最近のアプリ一覧)にするとスタンダードなジェスチャー操作になります。

使ってみる

設定項目が多すぎて、ワケワカメ状態ですが…とりあえず使えるようにはなったので使ってみます。

左右スワイプのホールド時に1つ前のアプリに戻る機能を割り当ててみました。

例えば「設定」と「YouTube」を起動した状態の場合だと、ただの右スワイプだとホームに戻りますが、ホールドしてスワイプすれば「YouTube」に戻れます。

ちなみにタスクを切った場合でも1つ前のアプリに戻れます。

割り当てる内容や配置次第で、Android標準のジェスチャーより便利に使えます。

また「Left・Right・Bottom edge」を細かく調整することで、バーの高さ・サイズを変更でき、左右のスワイプは反応しやすくし、下からのスワイプは鈍くする…なんて調整もできます。

比較的動作が軽量なので、スナドラ400番台や地雷扱いされていたHelioシリーズの低スペ機でも問題なくスワイプジェスチャー化できました。

ステータスバーでのON/OFFも便利

「Fluid Navigation Gestures」をステータスバーに追加しておいて、いつでもON/OFF切り替えることも可能です。

基本はジェスチャー操作で、場合によっては3ボタンナビゲーション…といった使い分けも出来ます。

動作感

実際の動作感はこんな感じで、結構サクサク動きます。

まとめ

良い点

  • Android 5.1~10に対応
  • 豊富で細かい部分まで可能なカスタマイズ
  • 動作が比較的軽い
  • ダークモード対応
  • Pro版でなくとも必要な機能は使用出来る
  • ON/OFF切り替えのタイミングが自由に設定可能
  • 独自UIのAndroid OSでも使用可能
  • 位置やサイズ調整のおかげで暴発しやすいフリック入力時「わ・を・ん」でも誤作動しにくい

欠点

  • カスタマイズ出来る項目が多すぎて…持て余す部分アリ
  • adbコマンド環境、場合によってはroot権限が必要と…少し敷居が高い
  • 他の方のレビューによると、Android11では3ボタンナビゲーションが非表示に出来ないらしい
  • 最終更新日が2019/9/24の為、今後のAndroidバージョンでのサポートなどは不明(調べた限りでは絶望的)