【レビュー】安くてドデカい「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」

レビュー

ブログの物撮りの品質を向上させる為に、フォトスタジオ的な物を探していました。

たまたまプライムデーのセールで、3,000円弱にて「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を購入できたのでレビューします。

「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」

スペック・仕様

型番EP53-010725
寸法64cm×76cm×64cm (展開時)
64cm×76cm×7cm (折りたたみ時)
重さ5.75Kg (体感ではこんなに軽くない)
LED5,600k×2台 (明るさ調整などは不可)
電源ACアダプタ (12V4.16A=約50W)
その他Amazonベーシックのポータブルフォトスタジオ。

調べた限り、元々は10,000円程度するそこそこの代物。
この記事執筆時点では4,000円台で購入可能。

開封・内容物

モノがモノなので、製品ダンボールに伝票直付けで私の汚部屋にやってきました。

箱の時点で、デカいし割と重かったです。

付属品の説明書やコード類は、Amazonベーシックロゴ下のポケットにまとまっていました。

付属の電源は、ノートPCに使われるようなタイプ。

安物だと極太コードがよく付属してますが、アダプタ側は細く、コンセントに差し込む側もフラットタイプでそこまで嵩張る感じではありませんでした。

組み立て

ボックス状態に組み立てていきます。

組み立てとは言っても、仕組みが単純なので作業はとても簡単。

まずは、マジックテープで留っている箇所の固定を外します。

内側の背景となる部分を倒します。

使用時の状態にボックス起こし、一度正面側を下ろします。

電源コードを差し込み、内側の背景となる部分の固定を外します。

組み上がると、こんな感じになります。

撮影してみる

「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」を使って、軽く撮影してみます。

りとらいんで使用する写真は普段、メイン機の「P30 Pro」で物撮りしていますが、他のスマホ+フォトスタジオだとどの程度撮影できるか気になったので、今回はサブ機の「Realme X2 Pro」で撮影しています。

手持ちと三脚で、AI認識、HDRありのオートにてメイン64MPカメラで撮影。

私自身はカメラに詳しくない素人なので、その辺りはお察しです。

作例①

メイン機の「P30 Pro」を撮ってみました。

作例②

愛用しているヘッドホン「AKG K712Pro」を撮ってみました。

作例③

白背景に、白い物だとどうなのか気になったので箱コンこと「Xbox コントローラー」を撮ってみました。

使ってみて

素人でも「フォトスタジオの追加でここまで変わるのか…」と思いました。

プロの撮影機材には敵わないと思いますが、スマホのカメラ+3,000円のフォトスタジオで、このレベルの物撮りができるなら文句なしです。

デカくて重いのは欠点になりますが、個人的にはこの大きさのスタジオが購入できて良かったと感じています。

大きさに余裕があり、デカい物も撮影できるのは勿論ですが、撮影対象から光源の距離が近すぎず、光量が5,600kと絶妙なので明るくなりすぎずに撮影できます。

オールインワンなのも良い点です。

照明、レフ板、背景、撮影用の空間がこれ1つで賄え、カメラさえあればそれなりの撮影ができる手軽さは、私のような素人にはありがたい存在。

「これ、畳んで持ち運ぶか…?」と思っていましたが、コンパクトに畳めるのも良い。

使わない時は、コード類含めてまとめておけるので邪魔にならないです。

その他

幾つか気になった点を少し。

消費電力をワットモニターで計測してみました。

大体25~30W程度消費していました。

中華製の電源アダプタだったので、少し懸念していましたが杞憂に終わりました。

元々は10,000円程度する代物ですが、一部解れがあったり、内部の天井部分に結構ゴミがあったり…品質はAmazonベーシックらしい品質です。

使う前に、コロコロかハンディクリーナーで軽く掃除した方が良いです。

セールで安く購入できたので割と褒めて書いてますが、定価の10,000円だったら…まぁ…あまり言いたくはないです。

まとめ
良い悪い
・組み立てが簡単で手軽
・64cm×76cm×64cm…とデカいが、その分余裕がある
・大きさの分、撮影対象と光源の距離が近くなりすぎない
・セール時であれば3,000円台で購入可能
・撮影に必要な物が全部入りで、カメラがあれば手軽に撮影できる
・デカくて重い、品質も微妙
・LEDのON/OFFスイッチが無く、LEDの明るさ調整機能も無し