1年半愛用した「Huawei P30 Pro」から乗り換えて「Pixel 6」がメイン機になりました。
2020年に、米中貿易摩擦の影響でドコモ版の価格が改定され「P20 Pro」と共に投げ売り状態になり、ブリージングクリスタルは早めになくなるだろうと考え、イオシスで約6万円で去年の6月頃に買いました。
「P30 Pro」に触れるまでハイエンドスマホを使ったことの無い私にとって「P30 Pro」の全てが衝撃的な体験でした…。
手放したので別れの意味も込めて、1年半愛用した感想と今更ながら「P30 Pro」をレビューしようと思います。
スペック・仕様
機種 | P30 Pro |
カラー | ブリージングクリスタル/ブラック |
サイズ | 158×73×8.6mm |
重さ | 192g |
ディスプレイ | 6.5インチ OLED 1080×2340(19.5:9) 60Hz |
OS | EMUI 9.1(Android 9) |
SoC | Kirin 980(TSMC 7nm) |
CPU | Cortex-A76(2.6GHz×2) Cortex-A76(1.92GHz×2) Cortex-A55(1.8GHz×4) |
GPU | Mali-G76 MP10(720MHz) |
RAM | 6GB(LPDDR4X) |
ストレージ | 128GB(UFS 2.1) |
カメラ | 40MP 広角(f/1.6 RYYB) 20MP 超広角(f/2.2 RYYB) 8MP 望遠(f/3.4) ToFセンサー 32MP フロント(f/2.0) |
バッテリー | 4200mAh |
インターフェイス | USB Type-C(3.1 Gen1) nanoSIM+NMカード(256GBまで) |
オーディオ | シングルスピーカー ハイレゾ Dolby Atmos |
接続規格 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) Bluetooth 5.0 NFC(FeliCa対応) |
防水・防塵 | IP68 |
セキュリティ | 画面内指紋認証 顔認証 |
内容物
ドコモ版故、内容物は残念なことになってます。

- Huawei Type-Cイヤホン CM33…?(96000Hzでのハイレゾに対応)
- Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタ(アナログ)
- Type-C to microSDカードリーダー(USB 2.0)
- SIMピン
- ドコモのクイックスタートガイドなどのマニュアル類
グローバル版はクリアケースが付属していたり、独自規格とはいえ40Wの超高速充電が可能なACアダプタ&Type-Cケーブルが同梱されていますが…ドコモ版ではオミットされてます。
販売店で売っている充電器やケースを買わせるためなのかは知りませんが「P30 Pro」をフルに充電できるACアダプタについてはドコモで取り扱っていません。
付属から省いた挙げ句、自社で取り扱いもしないくせに規制が入るまではP20・30 Proを独占した上、利用者に迷惑がかかるとしてHuaweiを取り扱う他社をドコモは批判していました。
最終的に、ビビってサポートすら切ったクソ企業なので二度とHuaweiと取引しないでくれって思います。
一応、Huawei公式ショップで「HUAWEI SuperCharge Charger」を取り扱っている他、USB PDでの充電にも対応しているのでPD対応ACアダプターがあればフルスピードではありませんが、それなりの速度で充電できます。
「P30 Pro」が独自規格のNMカードにしか対応しないことへの配慮なのか知りませんが、Type-C to microSDのカードリーダーが付いてます。
付けてくれるのは良いですが「P30 Pro」はUSB 3.1に対応しているにも関わらず、リーダーの性能は2.0でした。
また、Type-Cから3.5mmに変換するアダプタも付いてますが、DACを内蔵していないアナログ式です。
どっちも役に立たないゴミなので、試供品として付けない方がマシだったと思います。
外観
ブラックもシックなデザインで良いですが、やっぱり「P30 Pro」といえばブリージングクリスタル。
個人的な意見ですが現存する全てのスマホの中で「P30 Pro」ほど美しく纏まったデザインのスマホはないんじゃないかと思うくらい素晴らしいデザイン。
好みは分かれますが「Galaxy」の様に側面がエッジになっていて、サイズの割にスリムかつ持ちやすく感じるボディ。

ボタン類は正面からみて右側に集約されており、上からボリュームキー、電源キーとなってます。
左側には何もなし。


本体下部にスピーカー、USB Type-Cポート(3.1 Gen1)、マイクとSIMスロット、上部にマイクと赤外線センサーがあります。


SIMスロットは日本のキャリアモデル故、シングルタイプ。
nanoSIMと独自規格のフラッシュメモリ、NMカードが256GBまで搭載できます。

いつ見ても美しいクアッドカメラと「Leica」を冠したロゴ。
ただ…FeliCaはまだ良いとしてドコモロゴのせいで色々台無しです。

それでも、光の角度によってホワイトに近い色合いから鮮やかな水色へと変化するのがもう…たまりませんっ…。

ゴニョゴニョ薄っぺらい評論するよりもシンプルに「最高のスマホデザイン」ってはっきり言える…筈でした。
本当にドコモロゴさえなければ、中身がキャリア仕様でも多少許せたんですが…ね。
ソフトウェア
不満点になるドコモの改悪仕様
私の人生で初ハイエンドモデルだった「P30 Pro」ですが、同時にドコモモデルとしても初でした。
「P30 Pro」の前は姉妹機の中でも末っ子の「P30 Lite」のSIMフリーモデルを使っていて、更にその前の前、スマホについて何も知らなかった学生時代にSBのゴミ「DIGNO F」を掴まされて最悪の学生時代を経験した苦い思い出がありますが…。
改めてSIMフリーが天国であり、まだクソトバフンがソフトウェア的にはマシだったことを痛感することになります。
初期設定を開始してホームにたどり着くまでに、散々ゴリ押しされるドコモ系のサービスを振り切りホームを起動するとそこには…


dで埋め尽くされたアプリ一覧と、操作を阻害する四角いゴミ。(通り名は豆腐君らしいが、デイズから文字通り大豆にしては如何だろうか)
クッソうるさい通知バーを見てみると、ウイルスにでも感染したのかと思うほどの汚染具合。
これの対処については別で記事にしてますが、二度とメイン端末にキャリアモデル(特にドコモ)を買わないと決心させてくれる、ある意味良い経験になりました。(ふざきんな!!111)
Android 9ベースのEMUI 9 1.0
「P30 Pro」は、Android 9ベースのHuawei独自のカスタムスキン(UI)「EMUI 9 1.0」を搭載しています。


Android 9(Pie)ベースでありながら、使い勝手に定評があるEMUIなのでAndroid 10に先駆けて、10ライクなジェスチャーナビゲーションに対応しています。
ただ、3ボタンナビゲーションをカスタムしたジェスチャーであり、言ってみれば「Fluid Navigation Gestures」や「エッジジェスチャー」みたいなものでAndroid 10以降の純粋なジェスチャー操作とはまた別物です。

また、ジェスチャー同様Android 9ながらダークモードっぽいものに対応しており、全てのアプリで対応している訳ではありませんが、EMUI 9 1.0はこの2つのおかげでAndroid 10に近い操作感になっています。


メリットとデメリットが付き纏うAndroid 9止まり
残念なことに、ドコモがビビって自社で独占販売したP20・30 Proのソフトウェアアップデートやサポートを切りやがりました。
グローバルモデルやSIMフリーモデルは勿論、アップデートに対して消極的でクソトバフンなソフトバンクですら専売した「Mate 20 Pro」をAndroid 10ベースのEMUI10へアップデートしており、如何にドコモの対応が弱腰なクソ企業で利用者に多大な迷惑を掛けたかが分かります。
結果、ドコモ版のP20・30 ProにはAndroid 10への更新が未来永劫来ないことを意味しており、仮にromを焼くにしてもブートローダーアンロックが面倒なHuawei機をアンロックするのは文鎮化と隣合わせで高リスク過ぎます。
わざわざリスクを犯してアンロックし、あるか不明なグロromやカスromを焼いて延命したところで「P30 Pro」のスペック的に2018Q4の処理能力しかないので、大人しくAndroid 10に近いEMUI 9 1.0で使うしかなさそうです。
Android 9止まりだと対応していない機能やアプリ(具体的にはsndcpyやAudioPlaybackCapture API、その他諸々)がある一方で、カメラ無音化アプリなどAndroid 11で塞がれたアプリが使えるメリットも存在します。
GMSとFeliCaが使えてadbを用いればスクショ音、カメラ無音化も使えるLeicaブランドのクアッドカメラかつSoCがKirin 980のスマホは世界中探しても「Huawei P30 Pro HW-02L」のみです。


皮肉にもドコモがサポートを切ったことで、GMSとFeliCa、無音化できるLeicaブランドの4眼+独自SoCシステムのカメラスマホとして唯一無二な存在になってしまいました…。
凄くニッチな部分ですけど、マニアで欲しい人はいるんじゃないですかね。
GMS対応のKirin980搭載SIMフリーはFeliCa非搭載モデルしかないですし、「P20 Pro」はFeliCa+Leica3眼ですけどKirin970なので今じゃミドルクラスですから…。
GMS | FeliCa | SoC | RAM/ストレージ | |
P20 | ◎ | ✕ | Kirin 970 | 4GB・128GB |
P20 Pro | ◎ | ◎ | Kirin 970 | 6GB・128GB |
P30 | ◎ | ✕ | Kirin 980 | 6GB・128GB |
P30 Pro | ◎ | ◎ | Kirin 980 | 6GB・128GB |
P40 Pro 5G | ✕ | ✕ | Kirin 990 | 8GB・256GB |
P50 Pro | ✕ | ✕ | Kirin 9000 Snapdragon 888 | 8~12GB・256~512GB 8GB・128~512GB |
nova 3(非Leica) | ◎ | ✕ | Kirin 970 | 4GB・128GB |
nova 5T(非Leica) | ◎ | ✕ | Kirin 980 | 8GB・128GB |
Mate 10 Pro | ◎ | ✕ | Kiirin 970 | 6GB・128GB |
Mate 20 Pro | ◎ | ✕ | Kirin 980 | 6GB・128GB |
Mate 30 Pro 5G | ✕ | ✕ | Kirin 990 | 8GB・256GB |
Mate 40 Pro 5G | ✕ | ✕ | Kirin 9000 | 8GB・256GB |
ハードウェア
HDR10対応のOLEDは不満点もあり
「P30 Pro」はHDR10に対応した1080×2340(19.5:9)の有機ELディスプレイを採用しています。

2019年モデルなので60Hzなのが痛いですが、SoCがKirin980の為スクロール時でもそこまで残像感は感じません。
ブラウジングで多少…90Hz機に見劣りしますが使用には問題なく、バッテリー消費は勿論ですが少ない印象。
ただ、エッジディスプレイなのが微妙で…持ちやすい反面アクセサリーとの相性が最悪です。

1万円台の安価なローエンドモデルでも「OPPO A73」など、最近はOLEDモデルが増えていますが、1~5万円台ではまだ液晶ディスプレイ採用機も多く、それらと比べるとアドバンテージがあります。
また「Pixel 6」などの最新機種と比べても品質自体はそこまで見劣りしません。
ただ、若干色味が薄い気がします。
人肌などでは少し色白過ぎないか…?と思う場面も多々あり、暖色に調整したりしなかったり。

設定項目もハイエンドモデルにしては少なめ。
またドコモ版なのが原因なのか、再起動する度に輝度の自動調整がONになるので再起動の度に調整する必要があり、使っていて凄く面倒かつ不満でした。


一応、WidevineはL1でした。

可もなく不可もない画面内指紋センサー
「P30 Pro」は画面内指紋認証を採用していて、姉妹機の次女「P30」で使い物にならないと言われているほど酷くはなかったです。

ただ、ガラスフィルムだとフィルムがそのうち剥がれてくる上に認証精度が落ちます。
ウェットスプレータイプのフィルムかコーティング剤がおすすめです。
大手3キャリア+一応楽天のMNOに対応
ドコモ版ですが「P30 Pro」は何故かグローバルモデルに準拠しており、バンドロックが無いに等しいくらい殆どの4GLTEに対応してます。

なので、SIMロック解除済みのモデルであれば事実上、ドコモモデルでありながら全ての通信事業者で使えます。
Softbank系の格安SIMだった「LINEモバイル」や「iijmio」のau回線でも使えましたし…


ドコモ系のNVMOなら大体問題なく使え、バンド3/18にも対応しているので楽天の自社・パートナー回線でも一応使えます。


楽天SIMを入れると何故かVoLTEが塞がれ、VoLTEが使えないので電話が使えなくなります。
が…抜け道として、電話の発信時にVoLTEをスイッチングすると通常は「モバイルネットワークが利用できない」と切断されますが、スイッチング時にVoLTEが固定化され発信が出来るようになります。


これを利用して、パートナー回線でSMSを受信したり勝手にOFFになる楽天のVoLTEを一時的に固定化できます。
かなり良いバッテリーライフ
Huawei製のスマホは、SoC「Kirin」と「EMUI」によるOSレベルの電力管理でバッテリー持ちはかなり良いです。
特にKirin980はTSMCの7nmで製造により省電力性に優れたチップで、60HzのディスプレイとEMUIの電源管理のおかげで待機中の電力消費がかなり少ないです。
SIMなし、GPSや自動回転無効、機内モードかつWi-Fiのみで電池残量54%から30%に減るまでに4日と9時間程度。
54%になるまでの使用時間も12日半、30%に減ってからも残り44時間と表示されていて、もうよくわかんねぇです。


実際、メイン機が「Pixel 6」になってから、80%くらいから特別充電を確認せずに「P30 Pro」を放置していても全然電池が減らないし端末使わなくなったので、逆にいつなら電池が切れるのか分からん状況です。
電源管理(タスクキル)についても、アプリ起動から必要に応じて手動か自動を選べるので通知が来ないといったことは稀にしか起きませんでした。

そんな感じで、電池持ちが良すぎて大して充電してない&満充電は回避していたおかげで、1年半以上経っても内蔵電池の性能は80%以上ですこぶる元気っぽいです。

Dolby Atmos&ハイレゾに対応(ただしスピーカーはモノラル)
「P30 Pro」はDolby Atmos&ハイレゾに対応しており、カメラ特化型ながら意外とハイエンドモデルらしく、こういうエフェクト関係も削られていません。(ただしスピーカーはモノラルかつ音楽再生アプリはプリインなし!)

ハイレゾ対応を謳っており、本当に「P30 Pro」側でハイレゾに対応しているのか「Neutron Player」からハードウェアを確認したところ、Line-Outでの出力であれば、96000Hz以降に対応していました。


付属のType-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタはアナログ式なので、SoCがDAC処理を担うためイヤホンマークの横に「Hi-Res」と表示されませんし、アナログアダプタだと「非デジタルなんだけど」って通知が出ます。
ただ、DAC付のデジタルアダプタや付属のイヤホンで再生周波数を96000Hz以降にして、音源を再生したところ「Hi-Res」と表示されました。

「AIMP」だと96000Hzかつリサンプリングを最高にしてFLAC音源を再生しても「Hi-Res」表示は出なかったので、ある意味「Neutron Player」経由ならしっかりハイレゾで再生されていることの裏付けにもなります。
ちなみ付属のType-Cイヤホン(恐らくCM33)は「HUAWEI USB-C HEADSET」として認識され、他デバイスでも使用できました。
周波数が44100~96000Hz(22100~48000Hz)となっていて、音も普通に聴けるものだったのでオマケにしては遊べるモノでした。


ベンチマークテスト
Geekbench 5.4.3


3DMark Sling Shot

Antutu V8.5.7


Andro Bench

パフォーマンス:2018Q4のSoCにしてはまだ現役?
「P30 Pro」は2019年Pシリーズのフラッグシップモデルですが、肝心の核となるSoCは2018Q4に「Mate 20 Pro」に搭載され「世界初の7nm採用SoC」として出た「Kirin 980」です。
当時としては「Snapdragon 845」を抜き去り、Android最速のチップとしてブイブイ言わせてましたが、半導体の進化する速度は早く、2021年の今だとミッドハイクラスの処理性能です。
ミドルレンジ、ド真ん中の「Snapdragon 765G」よりは高速ですがTSMC N6やSamsung N5で製造される「Snapdragon 855」相当のミドルハイチップ「Snapdragon 778G(≒780G)」には劣ってしまいます。
とはいえミドルレンジの主力チップが765Gや690、Dimensity 800Uなどの為、それらを搭載した端末よりはかなり快適に動作します。
実際に手持ちの端末で、Tensorの「Pixel 6」や855+の「Realme x2 pro」とKirin 980の「P30 Pro」を比べても日常的な使い方では、劇的な処理速度の差はなくゲームや少し読み込みの重いアプリくらいでしか差を体感できません。
Kirin 980がそれなりにまだ使えるSoCなこともありますが、しっかりとUFS 2.1規格の高速なストレージやLPDDR4Xの6GBメモリ、完成度の高いEMUIがそれぞれシナジーを生み、まだ現役で使える性能に留まっているのだと感じます。
実際、未だに名機としてKirin 980初搭載の「Mate 20 Pro」は根強い人気で息が長いですし、劣るとは言っても855に近い性能は有しておりこのくらいの処理能力があれば、まず困らないのも事実…。
これでモノラルスピーカーやドコモ版故の不満点が無ければもう少しメイン機としていたんですけどね…。
カメラ
カメラ性能は「P30 Pro」一番の売りであり、既に色々な方がレビューしていて当時から化け物っぷりで今更語ることもないと思います。
それに私自身は写真に関して、撮影技量も知識もない素人なのでその辺りはお察しレベルですし。
なので「P30 Pro」VS「Pixel 6」の比較で撮った写真や、その他作例を載せるだけであまりゴニョゴニョ言わないでおきます。
作例












1年半愛用してみて:「名機だけど不遇の迷機でもある」

正直、手放すのが惜しい…いや手放したくないって思います。
でも要らないというか、あっても使わない。
メイン機には「Pixel 6」がありますし、サブ機兼玩具には「Realme x2 pro」があるので「P30 Pro」を残しても鑑賞用か補助的なカメラにしかならない。
ので手放すことを前提に記事を書いてますが、でもやっぱりデザインが秀逸で美しすぎる…。
それに実際ドコモ版故の苦労はありましたが、長く遊べて、IP68&FeliCa対応のLeicaカメラでGMSに対応した最後のHuawei機ということでやっぱり惜しいと無限ループしてます。
思い出補正もありますが、本当にそれだけ良くできた端末であり、米中貿易摩擦とドコモ版でさえなければ名機と謳われたであろう「名機だけど不遇の迷機でもある」と…強く感じるスマホです。
グローバル版を買っていれば恐らくサブ機としてお釈迦になるまで愛用したと思いますが、そうはならないのはドコモ版故に。
Android 9止まりなので、サブ機兼玩具としてブログ内のアプリ検証に使おうにも対応していないアプリなどもありますし、Kirin980では馬力がやや足りず最低スナドラ855程度は欲しい。
私は癖というか気が済まないというか、1年に1回OSのクリーンインストールや初期化をしてスッキリしたい人間なので、初期設定がクッソ面倒なキャリア版はもう嫌ってのもあります。
兎に角、カメラ性能は未だに前線する化け物で、SoCは今でもミドルハイ並み、USB 3.1に対応していてUFS 2.1規格の128GBストレージでおまけに電池持ちも良いと来たもんで、今でも下手にミドルレンジを買うなら「P30 Pro」買った方が幸せになれると思える端末でした。
ゴニョゴニョ語った後で語るのもアレですが、3行にまとめると…
・デザイン、Leicaカメラ、電池持ち最高クラスで動作はミドルハイ。
・FeliCa対応&4キャリアで使えて色々遊べる。
・でもドコモがクソでアプデないしロゴは邪魔だしソフトウェアが改悪されてて苦労する。
です。
あとがき

1年半、ありがとう。
私の初めてのハイエンドモデルかつ5万円以上の散財が、P30 Proで良かった。
「りとらいん」の試行錯誤の原点は、P30 Proのエッジディスプレイとクソみたいなドコモのソフトウェア。
縁があればドコモロゴなしで、いつかまた会おう…。
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