Androidでマクロを組み、望む動作を実行できる「MacroDroid」

Android

メイン機をPixel 6に乗り換えてから大分落ち着いてきたので、久しぶりにアプリ系の記事を書きます。

かねてより、Android端末を充電した際に「〇〇%になったら通知する」的なアプリや機能が欲しくて色々ググっていたのですが、その1点に機能を絞ったようなアプリはなく、胡散臭いバッテリーツールアプリにあるかどうか微妙な具合でした。

アダプティブ充電(最適化された夜間充電など)を利用したり、自分でもバッテリー残量を気にして端末を充電してはいるのですが、たまに100%満充電のまま放置してしまうこともあり対策を考えていました。

どうやら「行動〇〇でアクション〇〇を実行する…」みたいなマクロ系のアプリだと、私の欲しい機能を実現できそうだったので「MacroDroid」を試してみます。

「MacroDroid」について

「MacroDroid」は、タスクを自動で実行する設定”マクロ”を作成できるアプリです。

シンプルなUIかつ使いやすさが重視されており、直感的にマクロを組めます。

同じくマクロ系では有名な「Tasker」よりとっつきやすいアプリに仕上がっています。

トリガー(起動条件)、アクション(実行内容)、条件の3構成から様々な動作を組むことが可能で、複数アクションやトリガー、分岐によりユーザーのアイディア次第で様々な事柄に対応できます。

フリー版とプロ版があり、無料版では組めるマクロの数が5つまで、広告ありなど制限があります。

ダウンロードリンク

アプリ起動

ホーム

「MacroDroid」を起動したトップ画面はこんな感じです。

左上にメニューバー、右上にアプリ実行のON/OFFがあり、下にそれぞれマクロや設定項目があります。

基本的に設定以外はこのホーム画面から色々操作したりすることになります。

マクロ

マクロの項目では作成したマクロの一覧と管理を行えます。

一括・個別でマクロをON/OFF可能な他、作成したマクロ長押しで共有や複製などができます。(後述)

テンプレート

テンプレートでは他のユーザーが作成したマクロを閲覧、利用できます。

割と「お~ええやん」ってマクロもありますが、大抵自分で組んだ方が早いです。

プロ版だとコミュニティに参加してマクロを共有する側になれたりするみたいですが、正直どうでもいいです。

設定

りとらいんのアプリ・ソフト系の記事だとクッソ長く設定にも触れたりしますが、「MacroDroid」は特別設定を変更しなくても困らなかったです。

デフォルト設定で大体まともに動くので、強いて設定するならバッテリーの最適化などの電源周りくらいです。

マクロを作成する

取り敢えずで、お試しテスト用のマクロを作成していきます。

ホームからマクロ(マクロウィザード)を追加を選択。

トリガー(起動条件)、アクション(実行内容)、条件を追加する画面に切り替わるので、トリガー(起動条件)から追加していきます。

当初の目的通りに「〇〇%になったら通知する」的な機能にしたいので、バッテリー/電源から指定残量へ増加を選択。

80%までバッテリーが増加したらトリガーするように設定。

トリガー(起動条件)と同じ要領で、アクション(実行内容)と条件の内容を選択。

電源接続時に80%を超えたら、現在の電池残量を通知するマクロ内容に。

トリガー、アクションに試す項目があるのでテスト。

しっかりと指定した内容通りに通知されました。

マクロのエクスポート(インポート)、複製・共有も簡単

マクロの管理から作成したマクロ長押しで共有や複製などが行え、簡単に他端末へマクロデータをコピー(シェア)できます。

ファイルマネージャー+経由で他デバイスに直接書き込むと同時に、ファイルをコピーするのでそのファイルがバックアップ代わりになったりもします。

あとはコピー先のデバイスから、コピーしたデータをインポートすればOKです。

作ってみる

りとらいんのアプリ・ソフト記事だといつもは”使ってみる”ですが、作成系なので”作ってみる”…です。

バッテリー通知以外にも痒い所に手が届きそうなマクロを作成できました。

マクロ①

画面ON時にGoogleアカウントなどを強制的に同期するマクロです。

Android端末でWi-FiをOFFにしてモバイルデータで通信していると、手動で同期しないと自動同期をONにしていても同期してくれない時が多々あったので作成。

一応、バッテリーとの兼ね合いも考慮して残量20%以下ではトリガーしないように条件を設けました。

ロック解除で画面ONする度に、モバイル・Wi-Fiネットワーク関係なく同期してくれるので便利。

マクロ②

お試しで作成したバッテリー通知マクロの完成形です。

通知音だけだとほっとくかもしれないので、バイブと画面ONするように設定。

下のGIF画像のように、指定のバッテリー残量に到達したらファイナルファンタジーっぽいバイブと共に画面が勝手にONになるので多分気付いて充電ケーブルを引っこ抜く…ハズ。

マクロ③

充電完了とは逆に、20%になったら画面ONとポップアップメッセージを表示してバックグラウンドアプリを停止するマクロも作成。

電源接続がない状態で端末を放置している場合に、端末の電池が減ったら「充電してくれ」って端末から申告するようにする内容です。

テスト時は「BatteryLevelDown」なんてダサいメッセージにしてますが、かっこいい名言に変更しておきました。

マクロ④

Bluetoothデバイスを切断時にOFFにするマクロも作りました。

ワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどをケースにしまったり、電源を切った後にAndroid側で一々ステータスバーをプルダウンしてOFFるのが面倒だったので作成。

BluetoothON時かつ指定のデバイスが切断された場合にのみ、アクションするように条件を付けたので誤爆したり邪魔はしないです。

使ってみて

私自身のAndroid歴はそこそこ長いですが…「KWGT Kustom Widget Maker」と並んで「MacroDroid」はもっと早くから利用しておくべきだったと痛感するアプリです。

孫の手の如く本当に痒いところに手が届くアプリだと思います。

シンプルなUIかつ使いやすさが重視されており、直感的にマクロを組める使い勝手の良さは勿論、トリガー(起動条件)、アクション(実行内容)、条件の3構成から内容を組み込めて、分岐させることもできるので自由度が高いです。

一方で、やっぱり無料版だとマクロの構成を変えて保存する度に広告が出るのは鬱陶しいです。

動画じゃなくてバナーとかならまだ我慢できますけど、毎度コレは流石に鬱陶しい。

マクロ数も5までしか組めないので…プロ版に課金するか検討してます。

あとAndroid 10以降からなのかWi-FiのON/OFF周りの挙動が面倒なことになっていて、MacroDroidヘルパーが必要&入れても動作しないです。

Android 12以降で改悪されたネットワーク周りを自動化するマクロも組む予定でしたが、動作しないのでは組むも何もないです…。

GoogleがAndroid OSアップデートの度に変な部分で改悪するのが悪いので、MacroDroidヘルパーやフォーラムで対応してはいる「MacroDroid側」に非はないんですが…ね。

まとめ

良い点

  • シンプルかつ使いやすさ重視で直感的なUI
  • トリガー(起動条件)、アクション(実行内容)、条件の3構成から様々な動作を組むことが可能
  • 複数アクションやトリガー、アクション分岐を組み込める
  • トリガーとアクション、条件の内容が幅広い
  • マクロのインポートやエクスポート、共有・複製が簡単
  • Android 4.2以上に対応
  • 他ユーザーが作成したテンプレートが利用できる
  • ダークテーマ対応

欠点

  • 無料版だとマクロは5つまでかつ広告が鬱陶しい
  • 一部の動作にはroot化&adb環境が必要
  • コミュニティ参加やマクロのユーザー間共有は微妙
  • Android 10以降?はWi-Fi周りの動作に色々難あり(MacroDroid側に非はなくGoogleが悪いが…)