Androidアプリを一括で無効化&削除できる「ADB App Control」

Android

今まではAndroid端末をセットアップする際に、不要なアプリがあった場合「Aplin ポスト無効化マネージャー」を用いてパッケージを調べ、adb環境のPCから1つずつ不要アプリを削除する作業をちまちまやっていました。

正直…クッソ面倒で、特にキャリアモデルの場合は軽く地獄な作業なのですが…私が大好き♡参考にする某ブログにて「ADB App Control」なるツールの記事を発見。

かなり便利だったので私も記事にします。

「ADB App Control」について

「ADB App Control」は、Android上のアプリを管理できるPCツールです。

adbを介して操作するのでシステムアプリだろうがなんだろうが、まとめて無効化&削除できます。

削除(無効化)した場合でも「ADB App Control」側からリストアできるので、apkのバックアップやバックアップしたのは良いけどシステムアプリ故に再インストールを拒否される…なんてことも回避できます。

動作要件はWindows 7以降かつNET Framework 4.6以降のシステム、またadb環境の構築が必要です。

ダウンロードリンク

インストーラー経由とzip形式のポータブル版がありますが、後述する「ACBridge」でトラブった時や環境が変わった場合に楽なので、zipの方が個人的にはおすすめです。

「ADB App Control」

ソフトを起動

「ADB App Control」を起動するとこんな画面になります。

左上の「Disconnected」がAndroidデバイスとの接続状態を表示していて、USBデバック接続すると端末名が表示されます。

デバイス毎に初回(ACBridge未インストール)接続時に、アプリ一覧でアイコンを表示させる「ACBridge」のインストールを求められるのでインストールします。

必須アプリではありませんが、アイコンがあった方が「ADB App Control」は使いやすいですし、一度キャンセルすると後でインストールしようとしても失敗し、延々とブラウザへと移動するだけになるので…使うならインストールした方が良いです。

Pixel 3ではすんなりインストールできましたが、Pixel 6やRealme x2 proでは上手く行かず…Pixel 3から「ACBridge」のapkを抽出して無理やりインストールする羽目になりました。

「ACBridge」インストール済みの端末で、アプリ側からアクセス許可&「ADB App Control」からアプリデータを更新するとアイコンが表示されて使いやすくなります。

Applications

アプリ一覧の項目です。

All全てのアプリ一覧
Systemsプリインストールアプリ一覧
Usereユーザーが追加したアプリ一覧
Disabled無効化されているアプリ一覧
Deleted削除したアプリ一覧

接続デバイスへ、apkファイルを指定して「ADB App Control」経由でクイックインストールすることもできます。

一々デバイス側で許可などのやり取りをしなくて済むので、これも地味に便利です。

Tools

「ADB App Control」から接続したデバイスを操作する項目。

解像度とDPIを変更したり、リブートしたりもできます。

Console

任意のadbコマンドを入力できる項目です。

Settings

「ADB App Control」の設定項目。

プロジェクトをサポートして拡張キーを購入…要するに課金しないと、カスタムできないっぽいです。

とはいえ、設定変更しなくても十分使えます。

About

よくある「開発元(者)について」ってやつです。

使ってみる

システムアプリを削除してみる

テストも兼ねてPixel固有システムアプリの「Pixel Stand」をアンインストールしてみます。

アプリ一覧からシステムアプリのみに絞り、チェックし右下の「Select」から内容を選択します。

今回はアンインストールなので「Uninstall」に変わったことを確認し、クリックします。

チェックが入っていればデータとキャッシュも消してくれます。

「最悪は初期化しないとだめになるかも」

「アンインストールする前にapkファイルのバックアップは?」的な警告が表示されるので、問題なければ「はい」を選択し、進みます。

作業完了の案内が出て、アプリ一覧に選択したアプリがなければ完了です。

Consoleを確認すると分かりますが、しっかり「shell pm uninstall –user 0」のコマンドでアンインストールしてくれてます。

人力でせこせこしていた部分をツールが自動化してくれてるイメージ。

リストア(戻す動作)も簡単

削除した場合でも、一覧からアプリを確認できるので、再度リストアして戻すこともできます。

万が一でもリストアできるので、気兼ねなく「システムだけどこれはいる、これはいらない」みたいな、不要アプリの割り出しにも使えます。

キャリアスマホに対して効果抜群

「ADB App Control」はキャリアのクソアプリ盛々スマホに対して、途轍もなく有効です。

吐き気を催すレベルのゴミアプリの熱盛セットを…

ここまで綺麗にできます。

使ってみて

難しい操作が一切なくアプリの絞り込みも、全て・システム・ユーザー・無効化・削除から確認できるので目的のアプリに辿り着きやすいです。

「ACBridge」をインストールすれば、アプリアイコンも表示できるので更に使いやすい。

万が一の場合でもリストアできるので、失敗が少なく、大抵何とかなります。

地味に無効化や削除以外の機能も便利で、一度「ADB App Control」を知ってしまったら…わざわざパッケージを調べてadbコマンドで削除や無効化するのには戻れません。

ただ、ツールを使う(起動し直す)度に「プロジェクトをサポートしない?」って感じのメッセージが出てくるのは、少ししつこいかな…と感じます。

とはいえ、それを考慮しても「ADB App Control」は、Android&Windowsユーザーにはかなりおすすめのツールです。

久々に良いツールに出会えました。

まとめ

良い点

  • 詳細かつ容易にアプリを絞り込める(検索も可)
  • 一括・個別にアプリを選択可能
  • adbを介して操作するため、システムアプリも削除・無効化可能
  • 万が一の場合でもリストアしてアプリを戻せる
  • 「AC Bridge」インストールデバイスであれば、アプリアイコンの表示が可能
  • 場所、デバイスを指定してapkをクイックインストールできる
  • Console上でadbコマンドを実行可能
  • Toolから接続デバイスを操作し、解像度の変更や再起動などが可能
  • 面倒な手順や操作が少なく、adb環境構築済みであれば使いやすい良ツール

欠点

  • 「AC Bridge」のインストール挙動が少し面倒(すんなり行けば楽だが…)
  • 「AC Bridge」が無いと少し不便
  • 「プロジェクトをサポートしない?」って感じのメッセージが少ししつこい