先日、メイン機Pixel 6のブートローダーをアンロックし、Android 13とMagiskを導入しました。
前々から撮影時のシャッター音が鬱陶しかったので、無効化するMagiskモジュールを導入しました。
magisk-module-pixel6
モジュールはAndroPlusさんが作成したPixel 6 Pro用パッチを使います。
Pixel 6 Pro用ですが、無印・6a含めた6シリーズ+αで動作します。(Pixel 7やAOSPの一部端末でも動く模様)
このMagiskモジュールを導入することで、以下の内容を端末に追加します。
- カメラシャッター音の強制を無効化(ON/OFF任意)
- USBケーブル接続時に画面がオンにならないように変更
- カラー調整にビビッドを追加
- 電源メニューから緊急通報や機内モードを削除
- SoftBank SIMのテザリング制限解除
- ステータスバーのバッテリーアイコンを非表示に変更
- ナビゲーションバーのバー部分を非表示に変更
- 壁紙のズームを無効化
動作にはAndroid 12、13でMagisk導入済みのPixel 6シリーズが必要です。
ダウンロードリンク
導入
GitHubからAndroPlusさんが作成した「magisk-module-pixel6.zip」をダウンロード。(13で使う場合はv5必須)

Magiskのモジュールから「ストレージからインストール」を選択し、ダウンロードしたzipファイルを選択しインストールします。
インストール後、システムを再起動すればモジュールの内容は自動的に有効になります。



無効化する場合はモジュール一覧から「Patch for Google Pixel 6 Pro」をOFFにして再起動すれば、適用された内容は元に戻ります。
使ってみる
メニューから緊急通報や機内モードを削除、バッテリーアイコン・ナビゲーションバーのバーの非表示化、壁紙のズーム無効化がしっかりされてます。


ナビゲーションバーは同じ非表示でも「AOSPMods」とは違い、誤反応防止にスペースは広げてあり、表示が非表示化されているだけなのでスペースが増えるわけではないです。
壁紙ズームの無効化は「壁紙とスタイル」から適用した壁紙が、Pixel 6シリーズで何故か勝手に拡大されるのを無効化してくれます。
前から勝手にズームされるのも気に入らなかったので無効化できるのは有り難いです。
ディスプレイのカラー調整にビビットが追加もされ、しっかり動作します。


カメラのシャッター音は、モジュールを有効化した場合Googleカメラの設定に「カメラの音」が追加され、ON/OFFの切り替えが任意になります。


インストールしたモジュールから特定の機能をON/OFFみたいなことはできませんが、インストール前にzipファイルを解凍し、overlayフォルダにあるapkを個別に削除するか、ファイルを編集すれば良いそうです。

最も、ソースコードもあるとはいえコンパイルされたものをデコンパイルするにはそっち方面の知識が必要で、AndroidにMagiskを導入するより遥かに高難度なんで、プログラム系を弄れる人以外はapkを削除してから圧縮し直してインストールするのが現実的ですかね…。
モジュール作ったり、ROMビルドしてる人達はホント凄いです。
あとがき
AndroPlusさんのこのモジュールと「AOSPMods」入れたら、カメラ&スクショ音を無効化したサイキョ-()なPixel 6の完成です。
やっぱり自前でブートローダーアンロックしたりして、システム面もどうにでもできてカメラ性能も良いPixelシリーズは良いです。
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